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この数年、国外主要都市での移動はもっぱらUberだ。今回10年ぶりに中国本土に行くにあたり、あらかじめUberが使えることがわかり安心していた。

飛行機が上海に着陸するとひどい雨だった。ここ数日ずっと雨らしい。上海虹橋国際空港は現在工事中でUberを呼ぶ場所がないと聞いていたので、ホテルまでは普通にタクシーで移動した。

2日目の雨の朝、移動をしようとUberを起動するが全く反応しない。地図は出て、車もいるのに"乗車場所を設定する"が実行できないのだ。iOSを再起動しても、アプリを2度もインストールし直しても同じである。ネットワークをWiFiから4Gに変えてもダメだ。しかし午後になり雨がやみ、再度試したところボタンは反応し、無事配車を依頼することが出来た。ただ4日間で使えたのはこの1回のみだった。

その後、夕方以降はまた雨が降り出してまたUberは無反応となった。なるほど、雨になると依頼が殺到して過負荷になるのかと理解できた気がした。

3日目は曇だった。これなら問題ないだろうと思ったが1日中Uberは使えず、繰り返し手でタクシーを止める羽目になった(つらい)。

4日目最終日は晴れだったが、この日も無反応。普通のタクシーで空港へ向かった。

ちなみにタクシーの運転手には百度地图のアプリで行き先を見せれば、中国語が喋れなくてもまったく問題なかった。ボッタクリもないし、乗車拒否は1回だけだったので印象は悪くない。しかも日本でのSuicaにあたる交通卡にチャージしておけばどのタクシーもキャッシュレスで支払い可。日本よりも進んでるかも。

ちなみに現地の人は"快的打车"か"嘀嘀打车"というアプリでタクシーを呼ぶらしい。両方共インストールしてみたが、中国語のみ。快的打车は設定は出来たようだが実際に車を呼べない。嘀嘀打车は中国の携帯電は番号がないと登録できない(私が使ったのは香港の番号)ようで撃沈。

ちなみに嘀嘀打车の会社が中国のUberを買収したらしい。Uberが使えないのはここらに原因があるのでは勘ぐっている。上海でUberを利用しようと考えている人はご注意あれ。