IOSのmenuを利用する その2
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今回は前回のmenuコマンドの設定をもう少し詳しく確認します。まず前回はタイトルのみを指定しましたが、併せてpromptを利用すると便利でしょう。実行時に、入力する文字の前に表示(今回はchoose one:)されます。
R1(config)#menu MYMENU title - Enter TEXT message. End with the character '-'. This is my menu - R1(config)#R1(config)#menu MYMENU prompt - choose one: - |
各menuの指定時に、オプションでpauseを指定することが出来ます。ここでは1番と2番に同じshow clockを指定し、2番にのみpauseを設定しました。
R1(config)#menu MYMENU text 1. show clock R1(config)#menu MYMENU command 1. show clock R1(config)#menu MYMENU text 2. show clock R1(config)#menu MYMENU command 2. show clock R1(config)#menu MYMENU options 2. pause R1(config)#menu MYMENU text 3. exit R1(config)#menu MYMENU command 3. exit |
実行して違いを確認します。直接menuコマンドを実行することで利用が開始されます。
R1(config)#do menu MYMENU This is my menu 1. show clock 2. show clock 3. exit Choose one: ← 1を入力 16:13:41.491 JST Tue Oct 11 2011 This is my menu 1. show clock 2. show clock 3. exit Choose one: ← 2を入力 16:13:42.975 JST Tue Oct 11 2011 --More-- |
2を入力した後は、何かキーを打つまで画面が保留状態に留まることが分かります。
今確認したように、初期値では入力したキーは表示されません。確認して実行するにはline-modeを利用します。
R1(config)#menu MYMENU ? 〜略〜 line-mode require <enter> after typing selection 〜略〜 R1(config)#menu MYMENU line-mode |
設定後に再実行すると番号が表示され、enterキーで有効になることが分かります。
R1(config)#do menu MYMENU 〜略〜 3. exit Choose one: 1 16:20:25.095 JST Tue Oct 11 2011 |
defaultを指定すると、選択しない場合の実行を指定できます。ここでは1番をdefaultとしました。選択せずに、enterのみを押すと1番のshow clockが実行されることが分かります。
R1(config)#menu MYMENU default 1 R1(config)#menu MYMENU ? 〜略〜 Choose one: 16:22:09.495 JST Tue Oct 11 2011 |
menuを解除するにはno menuを実行します。
R1(config)#no menu MYMENU |
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