カテゴリ:

Kx29hv3_2 ソニーの PROFEEL PRO といえば当時のテレビの最高峰。正確にはテレビではなくモニターである。チューナーが無いし、スピーカーもアンプも無いのでそのままでは何も映らない。長い間憧れの存在だったが、1993年に当時最新型であった KX-29HV3 を秋葉原で買った。確か26万円くらい。頭金を払い、残り10万円を4回分割で支払った気がする。

届いて、アンプやVHSビデオにつないで見てみるとあまりに美しい画面で驚いた。その後、アンプはAV対応になり、スピーカーを BOSE にしたり、DVD を加えたりしたが中央にはずっとこのモニターがあった。「ドーハの悲劇」を見たのも、「ジョホールバルの歓喜」を見たのもこれだ。

購入してから16年経つが、一度も故障は無い。2011年までと言わず、壊れるまで使い続けるつもりでいた。

ところが、ある事情により同じソニーの液晶テレビ BRAVIA が手に入ることとなった。これが32型などというのであれば、断るところであったが46型である。これはもう入れ替えるしかないだろう。程なくして BRAVIA が来た。で、デカイ。PROFEEL PRO がすっぽり隠れてしまう。

我がマンションはだいぶ前から地上波デジタルに対応しているので、アンテナケーブルを挿せばそのまま地デジを見ることが出来る。DVD の接続のため、新たにD端子ケーブルも購入した。

おおっ!こ、こ、こんなに綺麗なの!地デジ。というかアップになると顔の大きさが実物以上だよ。ということで、長いことテレビ?見なくていいよ、という主義でしたが、最近はテレビを見るのが楽しいです…。ただ我が家のレコーダーは地デジに対応していないので、録画で見るとがっかりですが。

PLAYSTATION 3 の新しい(安い)ものが出たら買うか、ブルーレイを買うか悩み中。

ちなみに  PROFEEL PROはマニアックな機材ということもあり、無事引き取り手が見つかりました。廃棄処分にしなくて済んだのは、とても喜ばしい。