フランス用携帯電話のSIMカードを買う
- カテゴリ:
- 携帯電話
今回フランスに行くにあたり、昨年アメリカで買ったSIMカードがそのまま使えるかなと想定していました。ところがパリの空港に着き、電源を入れると写真のように Emergency Only と出るのみで通常の利用は無理そうです。どうやら国際ローミングは無理みたい。きっとカナダとメキシコでは使えると思うのですが…。
ということで、フランス用のSIMカードを買うことにしました。事前の調査では30ユーロ(約5,000円)と安くありません。ホテルにチェックイン後、シャンゼリゼ通りへ。しばらく歩くとフランス携帯電話大手の orange を発見、入ってお姉さんに聞いてみるとやっぱり30ユーロでした。ちょっと悩むものの、手ぶらで帰るのも馬鹿馬鹿しく購入を決意。IDはあるか、との想定通りの質問があったのでパスポートを出しました。手続きは10分ほどで終了。
気になったのは国際ローミング。ロンドンに行くことになっていたので使えるかと聞いたところ、2日経てば大丈夫とのこと。そりゃヨーロッパ内で使えないと意味ないね。
購入後、現地の知り合いに早速電話してみる。30ユーロは高いけど、現地の人々からはローカルコールで済むと好評でした。ところで購入時に付いてくる通話料は5ユーロ、すぐになくなりました。
それで、at&t の場合は通話後に残高が画面に出て便利なのですが orange ではその機能はないのです。残高を知りたければ専用の番号に電話すればいいのですが、フランス語…。英語のアナウンスもあるはずと思ったのですが、見つかりませんでした。結局通話中に鳴るアラートで料金切れを判断しました。
チャージをするには mobicarte を購入します。買えるのは orange の関連ショップ、タバコ屋あたりです。必要なのは14桁の数字のみなので、買うとA4の紙印刷されたり、レシートにそのまま印刷されて出てきます。そしてショップのお兄さんが便利な技を教えてくれたです。通常は #123# へ電話してオペレータにコード番号を伝えるのですが、外国人には面倒くさい。そんな時は
#124#code number# 発信
で代用できるとのこと。やってみるとすぐに完了、なんでこっちのやり方は書いてないんだろ?
さてその翌々日にはロンドンへ。心配しましたが、そのまま電話は使えました。それとSMSは国際電話でも届くことを確認。フランスにいる時、イギリスの携帯電話番号 07812345678 に送るには電話と同じように国番号を付けて 447812345678 でOK。日本と違って携帯電話会社が違っても気にせず送れていいよね。
at&t のプリペイドと違い通話料がかなり割高に感じるけど、現地の電話番号があるのはやっぱり便利。でも有効期限は2008年10月までらしいので、それまでにまた行かないと無駄になっちゃう。
国際仕様の携帯電話(Motorola RAZR V3)を買う
コメント