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V9040198現在日本からスペインへの直接の飛行機はありません。ヨーロッパのどこかで乗換えが必要であり、スターアライアンスで調べるとフランクフルトでの乗換えが多いです。ヨーロッパまでは ANA でそこから地元の飛行機が理想なのだけど、乗り継ぎの待ち合わせがやたら長かったりしてあまり便利ではありません…。

ということで流行の格安航空会社(LCC)を探してみることにしました。すると見つかったのがスペインの会社の Vueling。パリ(CDG)からスペイン各地に飛んでいるのでとっても便利です。ANA と同じターミナル1だし。

アルハンブラ宮殿のあるグラナダ(Granada)へ飛ぶことが出来れば便利なたのだけど、パリからの便は10月以降の設定とやらで指定不可。近くのマラガ(Malaga、ピカソの出生地)へとりあえず飛ぶことにしました。ANA がパリに到着するのが16:40で、その便は18:35発と素晴らしい接続!ちなみにこれが後に悲劇を呼ぶのですが…。ちなみに料金は70EURです、が普通のクレジットカードだと5EURの手数料が別にかかったりします。

スペイン 2007: 無理な計画はやめましょう 編

この悲劇があったため、予定から2日後パリからセビリア(Seville)へ飛ぶことにしました。RER Bで駅に到着すると、入ってすぐに Vueling のカウンターはあります。

預け荷物なしの人専用カウンターがあるので、並ばずにラッキーと思いながら進む。さてチェックインそのものは予約番号を聞かれることもなく(メモしてあったが)、パスポートを見せるだけで完了。ところが目ざとく私のキャリーバッグを見たお姉さんは、重さを計るからここに乗せて頂戴と。

するとぴったり15kg。あら〜あなた持込みできるのは10kgまでよ〜。大体あそこにある規定の大きさよりも大きいじゃな〜い。ということで、急遽預けることに。でも不安なんですけど…。さすがに直行便ではなくなったりはしないだろうけど。仕方なく、PCとガイドブック1冊を抜き出して預けた。

さて飛行機は予想通り Airbus(A320-200) ですが、新しくてきれい。中古ではないみたい。そして座席は狭っ!ANA とか JAL の日本国内線よりも前後幅はないみたい。体の大きい人はすごいきつそう…。ま、安いからね。ちなみに頭上の荷物入れも小さい。確かに私のバッグだと入らなかったかも。

座席前のポケットにパンフレットがあり、こう書いてある。Vueling は新しい機材を使い、オーバーブッキングをなくし、定刻に発着し、フレンドリーなサービスを目指しますと。スタッフは皆若くて、確かにフレンドリー。ちなみに客室乗務員の男女比は半々という感じ。

さらにメニューがあり、飲み物やサンドイッチが載っています。値段はぼったくりという感じはなく、良心的な設定。離陸後、カートが回ってきて注文します。ちなみに着陸時に配る飴はさすがに無料でした…。

セビリアへの飛行機そのものは定刻に発着。よかった。チケットは早目に買ったほうが安いのは当然として、週末のほうが安い模様。

さて帰りはマドリッド(Madrid)から Vueling を使いパリへ飛び、そこから ANA を利用することにしました。12:35発でパリには14:40着。ANA は20:00発なので楽勝ですが、無事パリまでたどり着けるか不安で不安で仕方がない。天気が悪いとか、機材の不良とか…。

いやこれが同じアライアンスで買っていればもし遅れても別の便に振り替えてくれますけど、まったく関係ないですからね。19:00あたりまでにパリに到着できなかったらそのまま日本行きを逃すことになってしまう。

今回は30分ほど遅れましたが無事、パリに着いて一安心。かなり心臓に悪いです、とてもおすすめ出来ません。こういう場合は1泊2泊する予定の方がいいですね。次回からはそうします。