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私が映画を見るときの優先順位はこんな感じです。

劇場 > レンタル > 飛行機

私はテレビでの映画はCMがあって鬱陶しいので見ないのですが、飛行機に乗っているときはしっかり利用してます。画面は小さいですが最新のものがあるし、国外の航空会社を利用すると日本ではまだ公開していないものも見られたりします。それと重要なこととして、新しい機材では自分の好きな時に開始できるのですよ。

その頃気になっていたけど、わざわざ見に行くほどでもないな〜、と思っていたのがこれ。

Click_3 もしも昨日が選べたら

内容は、不思議なリモコンを手に入れた主人公は成功を得るが失ったものも大きく…というもの。

である時ニューヨーク線に乗っていたら、ちょうどこの映画があったのですよ。なぁんてラッキー。しかもその日はビジネスクラスに座っていたので、シャンパンを飲みながら映画をだらだら見るという至福の時を過ごしていたのです。いやほんとに、永遠にこの瞬間が続いてほしいという感じ。ちなみに私にとってのシャンパンの位置付けはこんな感じ。

シャンパン >>> 他のお酒

さて映画が始まってみると誤算があって、お馬鹿な話だと思っていたのが思っていたより面白い…。私はすっかり映画にはまっていました。

そしてその瞬間がやってきたのです。

映画の後半、主人公が死んだ父親に再会する場面があって、部屋で一人で見ていたら泣いてしまいそうな盛り上げポイント。その時!

シャンパンのボトルを持った、CAさんが登場。「お替りはいかがですか」と。さすがANAのCAさんは親切、、、ということではなくて、まずい。あわてて映画の一時停止ボタンを押した。

普段であればもちろん「ありがとうございます、このシャンパン美味しいね」などと言うところですが、今そんなことしたら。

「あじがじょうごじゃいばずぅ〜」となってしまうこと必至。

っていうか、彼女の顔を見たら目がウルウルなのがばればれなので顔も上げられない…。ということで下を向いたまま、蚊の鳴くような声で「お願いします」と言ったのでした。

聞こえたのかどうなのか、とりあえず彼女はシャンパンを注いでくれました。きっと「気を使ってるのに失礼な男ね!」と思われたに違いありません…。

違うんです!あなたが10分前か後に来てくれていたらこんな失礼な態度ではなく、気の利いたことをきっと言えたのです。

飛行機で映画を見るときは泣きそうな場面があるかどうかよ〜く注意しましょう > 自分