パックス・モンゴリカ―チンギス・ハンがつくった新世界
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パックス・モンゴリカ―チンギス・ハンがつくった新世界
ジャック ウェザーフォード (著), 星川 淳 (翻訳), 横堀 冨佐子 (翻訳)
現在、日経新聞では「世界を創った男チンギスハン」堺屋太一が連載中でありますが、この本もチンギスハン関連です。モンゴル帝国の歴史を書いていますが、ものすごく面白い。近いのに、モンゴルのことは全然知らなかったのです。
例えば、
応援のときに使う"フレーフレー"はモンゴル語の掛け声である、とか
印刷技術を積極的に利用した(より効率的にするためアルファベットの利用が推奨された)、とか(グーテンベルクより前のこと)
硬貨より軽い紙幣を流通させた、
などもう驚きでいっぱい。
「フラット化する世界」の走りはモンゴル帝国なのかも、と思ってしまうのです。
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