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ヒトラー・コード
エーベル.H

一見するとヒトラーに関する暗号の話?という感じですが、これは邦題だけです。内容はスターリンのためにまとめられた、ヒトラー側近が見たヒトラーの日々。

ヒトラーは妻(自殺直前に結婚した)のエヴァ・ブラウンと共に地下壕で自殺したらしいのですが、スターリンなど多くの人はそれを信じていなかったらしい。

ナチスに関しては残党が南米に渡って、今でも活動を続けているとか!いろいろと過大な憶測があるようです。ヒトラーのDNAは採取済で、クローンを作るとか…。

この本を読む限りでは、ヒトラーも疲れた(特に戦争後半)普通のおじさんであり、影武者を用意して、自分だけ逃げたという感じは受けません。

ということで歴史の一面を見るという感じでは大変興味深い本です。厚いですが、読みやすいです。