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最近ではスパなるものが流行りだそうですよ。雑誌のSPA!はなく、単純に温泉でもなく、エステとかマッサージをしてくれる小洒落た施設のこと。そして近年の東京への外資ホテル進出でこのスパを併設するところが多く、人気だとか。

ホテル戦争で広がる新しい癒やしのブーム

そして今回上海に行くにあたり、せっかくだし初体験してみようかなと。調べてみると世界3大スパ(SIX SENSES, MANDARA SPA, BANYAN TREE)とやらがあって、Mandara Spaは上海にあるらしい。そして調べてみれば、あれ今回泊まるJW Marriottにあるとのこと。寒い中わざわざ出かけて行くのもどうかとも考えていたが、ホテル内にあるのであれば行かないわけにもいくまい。

Mandara Spa at JW Marriott Hotel Shangai

上記ホームページからも予約できたが、とりあえず現地で確認してからにする。そしてホテルに到着し見に行くと、場所はホテルビル内かつ一般人も出入りできる場所にある。受付には女性が2人いて、割と流暢な英語で今ならキャンペーン中のこのWinter Escapeがお奨めですよとのこと。2時間ほどのマッサージにお茶もついて1万円ちょっとくらい。中国としては高いけど、まぁ一度くらいはいいか。ということで明日の予約をしてもらう。内容は塩のマッサージ(塩もみ?)とオイルマッサージらしい。その帰り日本女性2人組がガイドブック片手にやってきたので、やはり他のホテルに泊まっていてもわざわざ来るみたい。

部屋に帰ってよくみるとスパのパンフレットがあり、読んでみるとマッサージは全裸で行いますが訓練された担当者が対応しますのでご心配なく、と書いてある…。日本でマッサージといえばTシャツに短パンという感じなのでどうなることか不安。

そして翌日ドキドキしながら行ってみると、受付には頼りなさそうな女の子がひとり。中村ですと伝えると、彼女は困ったな〜という顔になり奥に引っ込んでしまった。しばらく待つとそれっぽい女性が出てきて、あら中村様でしたか少々お待ちくださいみたいな展開となる。

ソファに座っていると20歳台前半と思われる小柄な女性が出てきてこちらへどうぞと。言われる通りに進むと専用の部屋だった。そこはアジア風インテリアでマッサージ用のベットが2つ並んでおり、カップルでもマッサージやエステを受けられるようになっている。当然のことながらいい匂い。

まず最初は奥でシャワーを浴びてくれと言われる。そしてバスローブを渡し、さらにこれを穿いてくれと小さな包みをくれた。シャワーを浴びてからその小さな包みを開けてみると、それは使い捨ての紙のパンツ。とりあえず全裸ではないらしい。これはアジア人、または日本人は恥ずかしがりやさんだからということなのか。欧米人だったら全裸で行うのだろうか。疑問だったが、聞かずに終わった。

シャワーを浴びて待っているとお茶が出て、それからいよいよ開始。全身にタオルをかけられ、マッサージするところだけはタオルを外すという感じ。最初はやはり塩もみ。よく聞くけど、やってもらうのは初めて。でもジョリジョリして気持ち良いかというと…。いやこれはお肌を活性化させるんですよね、きっと。しかしマッサージ師のお姉さんは塩もみしながら、この人はこのまま焼いたら美味しそうね!とか考えるのかな〜。考えないか。どちらにしても私は焼いても美味しくないだろうし。

お姉さんはほとんど英語が離せないらしく上を向いてくださいとか、シャワーを浴びてくださいなどの最低限の話しかしない。私も話すのは面倒だからちょうどよかったけど。

さて全身塩だらけになったら、再びシャワーを浴びてくれとのこと。ということで塩を洗い流す。で、また新しい紙のパンツを穿く。そして次が本命のオイルマッサージ。リゾートの定番といえば美人がオイルマッサージをしてもらっている写真という感じですが、自分がしてもらうとどうなのか。

結果からいうと、どう考えても今日担当のお姉さんは初心者っぽい。ということで、いやそれはそれなりに気持ちよかったけど、最後までどうということのない普通のマッサージでした。3大スパというくらいだから秘密の技でも出るのかと思ったけど、何も無し。ということで長い時間揉んでもらうという意味で精神的には満足だったけど、単純にマッサージという意味ではどうかなと思ったのでした。

他にも色々なコースがあったので、次回は別コースを受けてみようかと思います。

ちなみに日本ではロイヤルパーク汐留タワーにあります。いいお値段ですね、私は行けません。

マンダラ・スパ | ロイヤルパーク汐留タワー