キリストの勝利 ローマ人の物語XIV
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キリストの勝利 ローマ人の物語XIV
塩野 七生 (著)
この最終話を読まない(観ない)うちは死ねないなというものがあって、それはゴルゴ13とかガラスの仮面とかStar Warsであったりします。ただStar Warsは昨年完結しちゃいましたね。あとすみません、ガラスの仮面は実は読んでません…。
そしてもうひとつがこの「ローマ人の物語」。1年に1冊発売で、15巻まで。今回が14巻なので次回で終了です。今回はローマ帝国の誕生から歴史は過ぎ、かつての栄光はどこへやらという感じで話は進みます。そしてキリスト教の台頭。
日本人がみていつも不思議なのは、なぜ欧米でのバチカンの扱いがあれほど大きいのかということ。しかしこの本を読むとよくわかります。当初ローマ皇帝はローマ神における最高神祇官を兼ねていたが、キリスト教の台頭によりローマ皇帝自身がキリスト教徒となるとただの羊となってしまい、キリスト教の司教には頭が上がらなくなってしまう…。このあたりがカノッサの屈辱につながるようです。
それとキリスト教は一神教にも関わらずなぜ聖ペテロみたいな聖人が多いのも疑問でしたがこの本を読むと納得。キリスト教の今日は司教アンブロジウスあったからこそなのかと感じるのでした。
ローマ人の物語を読むとイタリアに行きたくなりますね。だいぶご無沙汰です。
コメント
コメント一覧 (1)
日本は(特に僕は)八百万の神を信じる多神教信者なので、どうも一信教は苦手です。イスラエルで働いていたときも、日本のように多神教だったら平和で良いのにと思ってました。
PS.昨日は稲葉7丁目店でご接待で、その後バー66に寄り、家には2時頃帰りましたが、6時には目が覚めてしまいました。
今日も接待なので朝ごはんはしっかり食べます。