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アメリカCEOの犯罪―なぜ起きたのか?どのように改革すべきか?    トップ・マネジメント教育叢書
D.クィン・ミルズ (著), 林 大幹

日本で金融不祥事が起こると、アメリカではSECがしっかり監視しているから安心、日本も見習わないとというコメントがよく出るのですが、この本を読む限りアメリカもかなり危険みたい。

証券アナリストへの圧力とか、数年後に不祥事をおこす会社(エンロンとか)に最優秀CFO賞とかが贈られたりなど驚くというか笑っちゃうような話が満載です。

倫理のかけらも無いような人がCEOとかになって、会社を食い物にしてしまうんですね〜。