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2006年02月

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当然ですがLinuxでもPCカードは利用できます。ちなみに最近利用されているのはほとんどがCardBusという形式のものです。制御するにはcardctlコマンドを利用します。

statusと指定するとこうなりました、CardBus形式のカードが利用されているのが分かります。

# cardctl status
Socket 0:
  3.3V CardBus card
  function 0: [ready]

configを指定するとIRQ情報などが表示されます。

# cardctl config
Socket 0:
  Vcc 3.3V  Vpp1 3.3V  Vpp2 3.3V
  interface type is "cardbus"
  irq 10 [exclusive] [level]
  function 0:

今度はidentを指定します。そしてこれはカードが認識されていない例。このままでは使えないので手動でドライバを入れないといけません。

# cardctl ident
Socket 0:
  no product info available

そしてこれは利用可能な例、Fast Ethernetインターフェイスとして利用できます。ということでPCカードが利用可能かどうかはcardctl identを実行すれば分かります。

# cardctl ident
Socket 0:
  product info: "CardBus", "Fast Ethernet"
  manfid: 0x0000, 0x024c
  function: 6 (network)

infoもあります。

# cardctl info
PRODID_1="CardBus"
PRODID_2="Fast Ethernet"
PRODID_3=""
PRODID_4=""
MANFID=0000,024c
FUNCID=6

利用中にカードをそのまま抜くのは止めましょう、カードは壊れないでしょうがソフトウェアに問題発生する可能性があります。ejectで接続を解除してから抜くのが望ましいです。

# cardctl eject

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最近ではスパなるものが流行りだそうですよ。雑誌のSPA!はなく、単純に温泉でもなく、エステとかマッサージをしてくれる小洒落た施設のこと。そして近年の東京への外資ホテル進出でこのスパを併設するところが多く、人気だとか。

ホテル戦争で広がる新しい癒やしのブーム

そして今回上海に行くにあたり、せっかくだし初体験してみようかなと。調べてみると世界3大スパ(SIX SENSES, MANDARA SPA, BANYAN TREE)とやらがあって、Mandara Spaは上海にあるらしい。そして調べてみれば、あれ今回泊まるJW Marriottにあるとのこと。寒い中わざわざ出かけて行くのもどうかとも考えていたが、ホテル内にあるのであれば行かないわけにもいくまい。

Mandara Spa at JW Marriott Hotel Shangai

上記ホームページからも予約できたが、とりあえず現地で確認してからにする。そしてホテルに到着し見に行くと、場所はホテルビル内かつ一般人も出入りできる場所にある。受付には女性が2人いて、割と流暢な英語で今ならキャンペーン中のこのWinter Escapeがお奨めですよとのこと。2時間ほどのマッサージにお茶もついて1万円ちょっとくらい。中国としては高いけど、まぁ一度くらいはいいか。ということで明日の予約をしてもらう。内容は塩のマッサージ(塩もみ?)とオイルマッサージらしい。その帰り日本女性2人組がガイドブック片手にやってきたので、やはり他のホテルに泊まっていてもわざわざ来るみたい。

部屋に帰ってよくみるとスパのパンフレットがあり、読んでみるとマッサージは全裸で行いますが訓練された担当者が対応しますのでご心配なく、と書いてある…。日本でマッサージといえばTシャツに短パンという感じなのでどうなることか不安。

そして翌日ドキドキしながら行ってみると、受付には頼りなさそうな女の子がひとり。中村ですと伝えると、彼女は困ったな〜という顔になり奥に引っ込んでしまった。しばらく待つとそれっぽい女性が出てきて、あら中村様でしたか少々お待ちくださいみたいな展開となる。

ソファに座っていると20歳台前半と思われる小柄な女性が出てきてこちらへどうぞと。言われる通りに進むと専用の部屋だった。そこはアジア風インテリアでマッサージ用のベットが2つ並んでおり、カップルでもマッサージやエステを受けられるようになっている。当然のことながらいい匂い。

まず最初は奥でシャワーを浴びてくれと言われる。そしてバスローブを渡し、さらにこれを穿いてくれと小さな包みをくれた。シャワーを浴びてからその小さな包みを開けてみると、それは使い捨ての紙のパンツ。とりあえず全裸ではないらしい。これはアジア人、または日本人は恥ずかしがりやさんだからということなのか。欧米人だったら全裸で行うのだろうか。疑問だったが、聞かずに終わった。

シャワーを浴びて待っているとお茶が出て、それからいよいよ開始。全身にタオルをかけられ、マッサージするところだけはタオルを外すという感じ。最初はやはり塩もみ。よく聞くけど、やってもらうのは初めて。でもジョリジョリして気持ち良いかというと…。いやこれはお肌を活性化させるんですよね、きっと。しかしマッサージ師のお姉さんは塩もみしながら、この人はこのまま焼いたら美味しそうね!とか考えるのかな〜。考えないか。どちらにしても私は焼いても美味しくないだろうし。

お姉さんはほとんど英語が離せないらしく上を向いてくださいとか、シャワーを浴びてくださいなどの最低限の話しかしない。私も話すのは面倒だからちょうどよかったけど。

さて全身塩だらけになったら、再びシャワーを浴びてくれとのこと。ということで塩を洗い流す。で、また新しい紙のパンツを穿く。そして次が本命のオイルマッサージ。リゾートの定番といえば美人がオイルマッサージをしてもらっている写真という感じですが、自分がしてもらうとどうなのか。

結果からいうと、どう考えても今日担当のお姉さんは初心者っぽい。ということで、いやそれはそれなりに気持ちよかったけど、最後までどうということのない普通のマッサージでした。3大スパというくらいだから秘密の技でも出るのかと思ったけど、何も無し。ということで長い時間揉んでもらうという意味で精神的には満足だったけど、単純にマッサージという意味ではどうかなと思ったのでした。

他にも色々なコースがあったので、次回は別コースを受けてみようかと思います。

ちなみに日本ではロイヤルパーク汐留タワーにあります。いいお値段ですね、私は行けません。

マンダラ・スパ | ロイヤルパーク汐留タワー

JW Marriott Hotel Shanghai

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JwJW Marriott Hotel Shanghai at Tomorrow Square
上海JW万豪酒店
399 Nanjing West Road Shanghai, 200003 China
Phone:  86 21 53594969 Fax:  86 21 63755988

昨年に続き今年も上海に行きました。前回は初めてだったのでとりあえず一番安いツアーにしたところ、当然ながらしょぼいホテルでした。とはいっても部屋は広いし、値段を考えれば十分なものでしたが…。今年はそのとき見たすっごいビルのひとつ、JWマリオットに泊まることにしたのです。

Jwmarriott1 このビルは天辺が蟹の爪みたいになってるのですぐ分かります。で37Fまではオフィスが入っているらしい。ということでロビーは38Fです。車で着いてエレベーターで38Fで上がって、フロントでチェックイン。この時点で、すごい眺めです。

フロントの男性に「Mr. Nakamura、角部屋で○○側の部屋をご用意しました」みたいなことを言われたが、地理がよく分からずとりあえずThank youとか言ってカードキーを受け取りました。 部屋は43Fで入ってみたらこんな感じ、聞き違いではなく確かに角部屋でした。

Jwmarriott2_1窓からは例の電波塔とGrand Hyatt Shanghaiなどが見えます。いい部屋にしてもらってありがたい。混んでる時期だったかなり高いと思われます。ただ高級ホテルとはいえ、サービスのレベルはまだ全然です。まぁ今後のオリンピックや万博あたりに向けて急激に向上するかもしれませんが。

ということで上海の1月は空いていて安いのでお勧めです、寒いけど(今年は例外で暖かかった)上海蟹もまだ食べられるし。ホテルを直接予約していくならMarriott REWARDSに登録しておくといいかもしれません。

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キリストの勝利 ローマ人の物語XIV
塩野 七生 (著)

この最終話を読まない(観ない)うちは死ねないなというものがあって、それはゴルゴ13とかガラスの仮面とかStar Warsであったりします。ただStar Warsは昨年完結しちゃいましたね。あとすみません、ガラスの仮面は実は読んでません…。

そしてもうひとつがこの「ローマ人の物語」。1年に1冊発売で、15巻まで。今回が14巻なので次回で終了です。今回はローマ帝国の誕生から歴史は過ぎ、かつての栄光はどこへやらという感じで話は進みます。そしてキリスト教の台頭。

日本人がみていつも不思議なのは、なぜ欧米でのバチカンの扱いがあれほど大きいのかということ。しかしこの本を読むとよくわかります。当初ローマ皇帝はローマ神における最高神祇官を兼ねていたが、キリスト教の台頭によりローマ皇帝自身がキリスト教徒となるとただの羊となってしまい、キリスト教の司教には頭が上がらなくなってしまう…。このあたりがカノッサの屈辱につながるようです。

それとキリスト教は一神教にも関わらずなぜ聖ペテロみたいな聖人が多いのも疑問でしたがこの本を読むと納得。キリスト教の今日は司教アンブロジウスあったからこそなのかと感じるのでした。

ローマ人の物語を読むとイタリアに行きたくなりますね。だいぶご無沙汰です。

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知らない人にはぜひ見てもらいたいのがNASAのこのページ。

Image of the Day Gallery

毎日美しい写真が紹介されてます。RSS Feedもありますので、RSSリーダに登録するのがお奨め。

はじめてのeBay 購入編

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Keyboard_1 前回ちょっと書いたeBayですが、初めて購入してみました。ものはやはりThinkPadの英語キーボード。前回はせりでしたが、今回は$19.99で購入可能というものがあったのでその場で買いました。ということでPayPalも初体験です。

結局送料が$24かかり日本円で合計5,000円くらいかかりましたがいい経験ですかね。1週間ほどで無事届きました。写真は交換後のものです。英語配列の場合Alt-~でIMEをONにするのですが面倒なので右Altに割り当て作業は完了。

右Altキーに[漢字]キーを割り当てる方法

今まではデスクトップが英語配列、ノートが日本語配列でかなりいらいらしましたが今後はそれもなくなり原稿の執筆速度も上がることでしょう…(願望)。

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これ見た?

光るはずのない背面を光らせた「neon」

携帯電話で久しぶりの衝撃。折りたたみ式携帯電話での背面液晶は不毛だと思っていたが、あればあったで便利という気持ちも分からなくはない。しかしこのneonは何にもないところで文字が表示される…。実物はまだ見てないけど何て素晴らしい。携帯電話で久しぶりに衝撃を受けました。

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sambaの設定をブラウザで行えるswatというプログラムがあります。sambaをインストールしただけでは入らないようなので個別にインストールします。

まずはyumでインストール。

# yum install samba-swat

chkconfigはxinetd経由で起動しますので、chkconfigでonとします。

# chkconfig swat on

xinetdでのswatの設定を行います。これをしないとリモートからアクセスできません。

# vi /etc/xinetd.d/swat

service swat
{
        disable = no
        port            = 901
        socket_type     = stream
        wait            = no
        only_from       = 192.168.0.0/24 ←ここをローカルアドレスにする
        user            = root
        server          = /usr/sbin/swat
        log_on_failure  += USERID
}

設定を反映させるためxinetdをリロードします。

# service xinetd reload

ブラウザでhttp://ip address:901/にアクセスします。これは901番ポートを指定してアクセスするという意味です。ログインプロンプトはユーザrootとパスワードを入力。こんな画面が出ればOKです。

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髪を切りました。以下は担当の美容師(♀28歳)さんとの会話です。

美「中村さん、今日はどうしますか?」
私「そうね、チャン・ドンゴンみたいにして(実は彼が誰か良く分かってない)」
美「わ、分っかりました」

終了

美「いかがですか?」
私「……(変わってないじゃん)」
美「……(顔は変えられませんよ)」
私「……(そりゃそうだ)」
美「襟足がチャン・ドンゴン風です」
私「そう、いいね。あはは(乾いた笑い)」

家に帰って上記のサイトを見たら彼はけっこう髪が長いじゃん!韓流スターへの道は遠い。

これはフィクションです。

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姑獲鳥の夏
京極 夏彦 (著)

ずいぶん前に友人に薦められたのですがやっと読みました。そして、確かに面白い。

暗い話といってしまえばそれまでだけど、精緻な文章と理屈っぽい話に驚く。出版社に持ち込んだら3日後に契約の電話がかかってきたという話もうなずけます。

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