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2005年12月

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先月、地下鉄の中で間違われて鞄を持っていかれるという事件が発生しました。そして今度は…。

この日、朝家を出るときにたまたま視ためざましカウントダウンの12位はかに座だった。不快にはなったが、30秒後には忘れていた。しかしこれは今日出来ることを示唆していたのかもしれない。

この日は予定通り授業が終了した。生徒が残り、熱心に明日の予習をしている。

コートハンガーをふと見た。すると私のコートがない。

よく見れば同じようなデザインで色のコートがかかっている。どう考えても、生徒の一人が間違えて着ていってしまったのだろう。シラフだし、すぐに戻ってくると思い待っていた。

1時間近くたち生徒はすべて帰った。しかし、コートは返らない。

切りがないのでコートなしで帰ることにした。この日は比較的暖かく、コートなしでも寒いということはなかったのは幸運だった。

翌朝は少し冷えたが我慢してコートなしで家を出た。教室に着いてみると私のコートが当然のようにかかっている。聞くと間違えた生徒が22時頃取替えに来たそうだ。

しばらくしてその生徒がやって来た。

彼は家に着くまでまったく気がつかなかったらしい。そしてコートに入れてあった鍵を出そうとして、初めて気がついたとのこと…。確かに私と背格好は似ていたようですが。

そして彼は返ってきた順序を辿り、最後に教室へ問い合わせてコートを発見。うまい具合にビルに残っている人がいたためコートを取り替え、家に帰ったとのこと。そして平謝りされました。

その日、授業が終わってから鞄に続いてコートだよと、この出来事を知人にメールしました。すると、

「中村さん、来年 大殺界だからね〜。その前兆だよ。」

と。

太陽の下で真面目に働いている私にも大殺界はやって来るのですか?それはブログに面白いネタが提供できるという意味なのですか?

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新訳 経営者の条件
P・F. ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳)

今さらながらドラッカーを読んでみる。

今、知らずに読んだら普通の本という感じだけど1966年に出た本と聞くとビックリ。そう考えれば現在出回っているビジネス本は、この本の焼き直しと言えるかも…。

恐怖深いエピソード満載で、古典はすごいとしみじみ認識させられる本。経営者以外の方々にもお薦めです。

ある社長はほぼ毎晩会食をしていたが、調べてみると3分の1は行かないほうがかえって望ましかったもの。3分の1は自分ではなく代役で構わなかったもの。そして最後の3分の1だけが本人が行くべきものだったんだそうです。

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ソウルに行きました。パスポートを見たら、なんと1997年以来です。

とあるガイド本を読むと、日本人がよく行くサウナあたりでのマッサージやアカスリは手抜きされちゃうよ、と書いてある。まぁ、ありそうな話です。

そしてマッサージマニアで、ディープ世界(?)を求める私は韓国人しか行かないような地元のサウナに行きマッサージを受けることを決意したのでありました。

ホテルの女性に近くのサウナを教えて、と頼みました。するときれいな彼女はちょっと悲しそうな顔をして、「ホテル内にあります、ご存知ですか?」と。いやいや、もちろん知ってるけど一度試してみたいんですよと言うと、「では調べます」と。

しばらくして彼女が戻ってきて、ガラス越しに見える道路の向かいのビル地下にありますと教えてくれたのです。

そして教えてくれた場所に行くと、受付はスポーツクラブ風。4,000ウォンを払うと手首につけられる鍵をくれました。靴をロッカーにしまい脱衣所へ。中に入るとガイドブックに書いてあるとおり、理容室が併設されています。3席ほどですが、確かに合理的です。日曜のためでしょう、休みではありましたが。

いよいよ風呂の中へ。入ると左には天井からドバーっと水が落る風呂が、それは水風呂でした。こちらもサウナは人気らしい。そして右には通常のお風呂。二つに分かれていて熱い、ぬるいとなっています。

そして風呂に入りながら周りを見渡すと左奥に扉のない小部屋が。そしてそこにはビニール製のマッサージ用らしきベッドが二つ。壁にはハングル語で何か書いてあるが、当然のことながら読めない。その中には15000との文字。マッサージは15,000ウォンとのことか。

そして片方のベッドには男が寝ていてマッサージを受けているらしい、素っ裸で。そしてマッサージをしているらしい男を見て、私は自分の目を疑った。

何も着ていない?そう、そのマッサージ師はフル○ンなのだ。トランクスでさえ穿いていない。これはいつものことなのか、今日たまたまなのか。

彼が客の周りを動くたびに、彼の○ン○ンがぶらんぶらん…。

確かにマッサージは上手そうだが、やってもらうとなると寝そべった私の目の高さであれがぶらんぶらん。ありえない…。やめておくか、あのビニールのベッドに横たわるのちょっとな〜。

マッサージはリラックスできる環境があり、その上で気持ち良くなれるもの。そうでないと無駄金になるのは間違いない。

しばらくぬるいお湯に浸かりながら様子を見る。しかし終わる気配はない。これはあきらめるいい口実として、サウナを出た。

ホテルに帰り、先程の彼女に報告。えぇー!と彼女。そりゃそうだ、こんないいホテルで働く、25歳くらいのお嬢さんがそんなことを知るはずもない。そしてホテルでマッサージを受けることにして、1時間後に呼んでくださいと頼む。

マッサージの人は時間通りに来た。来るのは男だと思っていたら40代くらいの女性。むむ、一目見ただけで上手そうという感じ。コートを着ているのでホテル外の委託の人だろう、今日が日曜日だからか。

実際のマッサージは普段日本でしてもらうものと違い、点(指先)ではなく面(手の平)で押す感じ。小柄な人なのにぐいぐい押されて気持ちいい。この料金は33,000ウォンだった。

30分のコースを受けたが、何度も何度も彼女は1時間コースにしないかと私に問いかけた…。

いつの日かどんな環境や相手でもリラックスしてマッサージを受けられる、そんなたくましい男になりたいと思ったソウルの夜だった(絶対無理そう)。

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2005年検索ワードランキングが発表され、紅白歌合戦の出場歌手が決定(ユーミンが出るのね)と今年ももう終わりなのですね。あまりの時間の早さに言葉も出ません。

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