IOSで履歴を利用する
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IOSでの効率的設定に重要なものに履歴機能(history)があります。普段Linuxなどで使っているbashと比較すると見劣りしますが、利用しない手はありません。
初期値では過去20件の履歴が保存されます。
R3#show terminal | include History History is enabled, history size is 20. |
履歴を表示するにはshow historyコマンドを利用します。
R3#show history show terminal show history |
bashであれば履歴番号からコマンドの再実行の指定が可能ですが、IOSではCtro-p, Ctrl-n(↑↓キーでも可)を使って再表示してから、実行する形式のみとなります。
初期値の20件ではあまり実用的ではありませんので、100件に変えます。
R3#terminal history size 100 R3#show terminal | include History History is enabled, history size is 100. |
多くのルータやスイッチを設定する場合(CCIE Labの時とか)、意図しないルータに設定をしてしまうのはありがちなミスです。このような時に履歴機能を利用することで、どのルータに設定を入れたのかが簡単に確認できるようになります。
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