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V9040170aアジアやアメリカでは見たことがない気がするんだけど、ヨーロッパの空港にはキャビア専門店があったりするんですよ。念のためキャビアはチョウザメの卵の塩漬け。世界三大珍味の一つ。

キャビア - Wikipedia

一番有名なのは多分、ベルーガ。粒が大きくて、ねっとりしてます。

でキャビアといえばカスピ海ということで、ロシアの特産品というイメージが強いです。長年にわたって当時のソ連が管理していたために、値段は長年一定でした。何度か空港で買った記憶があるな〜。

その後ソ連が崩壊、ロシアになり管理があやふやになったことで乱獲が始まったらしい。ということで2006年からカスピ海産のキャビアの国際取引は禁止されたんだって。昔食べたことのある人はラッキーでしたね。ということで現在ではキャビアの養殖があちこちで行われているとのこと。

先日ニューヨークに行くにあたり母に連絡しておくと、父よりアメリカ産のキャビアを100g買ってきてくれとの指令が…。ということで現地の高級そうな食材店を見てみると、なかなか売ってないんですよ。もちろん日本だって売っているところは限られているでしょうが。

そんな中、ここにはあるだろうと4軒目の最終目的地DEAN & DELUCAに行ってみるとありました。ちなみにこのお店、今日本にもあります。ショーウィンドウの中にあったのが写真のもの。いくつか種類があったけど、アメリカ産はこれだけ。大きな瓶で2 OZ(56.7g)ということで、2つ買いましたよ。1つ$65(約8,000円)也。父はもっと高いと思っていたらしい。

V9040172a_2 そして先日家に帰るときにお土産として持って行きました。 もっと高かったらお金をもらうつもりでしたが、16,000円じゃね。ということでその日の夕食の前菜がこれですよ。

3人で食べるのはもったいないと、母はいくつか誘いをかけたものの皆忙しいとのことで断られたとのこと。え〜私だったらキャビアをご馳走してもらえると聞いたら予定をキャンセルしてでも行くけどな〜。信じられん。

父が食パンをトーストし、バターとキャビアをのせて食べたのでした。確かに美味しいよ。アメリカ産、侮れん。

1瓶開けたところで、どうする?となりましたが、痛んでしまうかもしれないから食べちゃえ〜と。ということで両親の家を襲撃してももう、残っていません。

今後はニューヨークに行く度に、キャビアを買ってこいと無言の圧力がかかるのは必死であります。

通販でも買えるみたい。

TSAR NICOULAI