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2008年05月

Windows XP SP3 にやられた

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Sp3とある会社でPCの設定を頼まれたのですよ。行ってみるとクリーンインストールした、Windows XP がありました。そして SP1 だったのでとりあえず SP2 にアップデートしました。さらに Windows Update を実行してみると SP3 が出てくるではありませんか。延期とか言ってたのにちょうど開始が始まった日にあたったようです。まぁ問題は起こらないよね…。問題起きても新規インストールだし、ということでそのまま進めます。SP2 は嫌がらせかっていうくらいにインストールに時間がかかりますが、SP3 は割とすぐすみます。何の問題も起こらずに、再起動まで進みました。

その後、我が家にある2台の Windows XP にもインストール。さっくり終了です。

さてその後、とある会社にある4台のマシンもついでに更新することにしました。CDにデータを焼いて準備は万全です。

Windows XP Service Pack 3 - ISO-9660 CD イメージ ファイル

その会社のマシン、3台目までは問題なく進みました。最後の1台は4台の中では1番新しい、2006年に導入した Dell Dimension 3100C です。するするとインストールは進み、再起動して終了。これで終わりだなと思っていたのです。

すると登場したのが、写真の画面…。いわゆるブルースクリーンというやつですね。いや、再起動すれば問題ないでしょう。ってことで電源を入れなおして、とりあえずセーフモードで起動してみる。やっぱり駄目…。余計なことをしなければ良かったと、後悔が頭をよぎります。

エラーメッセージを読むとハードウェアの問題のようにもみえる。メモリあたり?SP3 はメモリチェックが厳しくなったのかな〜と思いメモリを挿しなおしたり、入れ替えてみたり。でもやっぱり駄目。というかメーカーのメモリをそのまま使っていてエラーってことは普通ないよね。

今度は起動画面から F12 で、デルのハードウェア診断画面を呼び出してみる。簡易テストを実行するとやっぱり問題はありません…。そしてCDから KNOPPIX を起動してみると全く問題なし。やっぱりハードウェアのエラーではないよ。

この日はここまでで時間切れ、また来なきゃ…。

さてその3日後、まず KNOPPIX を起動してから samba をスタート。別のマシンにデータを転送しました。ってこれがやたら時間かかるのよね。2.5GBくらいを丸々コピーしたので1時間ほど。そして作業開始であります。

答えてねっと: Windows XP SP3

とりあえずこのページに載っている spuninst.txt を試してみる。SP2 の起動ディスクより回復コンソールを実行。そして、今回の環境では

>cd C:\Windows\$NtServicePackUninstall$\Spuninstl

とした。この中に spuninst.txt がある。そして batch コマンドを実行する。

>batch spuninst.txt

しばらく画面が真っ暗になり焦るが、その後大量のファイル削除が実行される。5分ほどで終了。さて復活するか。

さて再起動すると、あっさりと起動画面へ。やっぱりハードウェアの問題ではなかったね。ログインしてファイルを確認してみようかな。

あれ…。マウスが反応しませんが、キーボードも。念のために再起動で、セーフモードにしてみる。やっぱり駄目。マウスとキーボードを挿し直しても変化なし。ちなみにPS/2ポートがないモデルなのでUSBが認識しないとお手上げ。

BIOSの設定かと思ってみてみると、特に設定するところもなし。というかBIOSではキーボードはちゃんと動くよ。KNOPPIX でもマウス、キーボードとも問題なし。ということはやっぱり Windows か…。

ここから無駄な抵抗で時間を潰す。回復コンソールを実行しては listsvc コマンドでサービスをいろいろ止めたり動かしたり。それでも USB のキーボードもマウスもピクリとも動きません!

ついに観念して再インストールすることを決意。起動ディスクで起動後、Enter で進み。修復を選択。

Windows XP を修復インストール (再インストール) する方法

やってみると30分ほどで修復インストールは終了すると、元のアカウント通りのログイン画面で一安心。これなら最初から修復すればよかったよ。

ただでさえ忙しいのに、一日を棒に振りました、というお話でした。

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You could also use lsof command to show which process using the specific port. The command accepts multiple port numbers with i option.

# lsof -i :445
COMMAND  PID USER   FD   TYPE DEVICE SIZE NODE NAME
smbd    2757 root   18u  IPv4   5867       TCP *:microsoft-ds (LISTEN)

# lsof -i :445,901
COMMAND  PID USER   FD   TYPE DEVICE SIZE NODE NAME
xinetd  2655 root    5u  IPv4   5630       TCP *:swat (LISTEN)
smbd    2757 root   18u  IPv4   5867       TCP *:microsoft-ds (LISTEN)

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You could show which process is using the specific port with fuser command. This is an example for the port 22/tcp.

# fuser -vn tcp 22
here: 22

              USER     PID ACCESS COMMAND
22/tcp        root     2642 f....  sshd

フランス用携帯電話のSIMカードを買う

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Sbsh0320a今回フランスに行くにあたり、昨年アメリカで買ったSIMカードがそのまま使えるかなと想定していました。ところがパリの空港に着き、電源を入れると写真のように Emergency Only と出るのみで通常の利用は無理そうです。どうやら国際ローミングは無理みたい。きっとカナダとメキシコでは使えると思うのですが…。

ということで、フランス用のSIMカードを買うことにしました。事前の調査では30ユーロ(約5,000円)と安くありません。ホテルにチェックイン後、シャンゼリゼ通りへ。しばらく歩くとフランス携帯電話大手の orange を発見、入ってお姉さんに聞いてみるとやっぱり30ユーロでした。ちょっと悩むものの、手ぶらで帰るのも馬鹿馬鹿しく購入を決意。IDはあるか、との想定通りの質問があったのでパスポートを出しました。手続きは10分ほどで終了。

気になったのは国際ローミング。ロンドンに行くことになっていたので使えるかと聞いたところ、2日経てば大丈夫とのこと。そりゃヨーロッパ内で使えないと意味ないね。

Sbsh0322a 購入後、現地の知り合いに早速電話してみる。30ユーロは高いけど、現地の人々からはローカルコールで済むと好評でした。ところで購入時に付いてくる通話料は5ユーロ、すぐになくなりました。

それで、at&t の場合は通話後に残高が画面に出て便利なのですが orange ではその機能はないのです。残高を知りたければ専用の番号に電話すればいいのですが、フランス語…。英語のアナウンスもあるはずと思ったのですが、見つかりませんでした。結局通話中に鳴るアラートで料金切れを判断しました。

Sbsh0324a チャージをするには mobicarte を購入します。買えるのは orange の関連ショップ、タバコ屋あたりです。必要なのは14桁の数字のみなので、買うとA4の紙印刷されたり、レシートにそのまま印刷されて出てきます。そしてショップのお兄さんが便利な技を教えてくれたです。通常は #123# へ電話してオペレータにコード番号を伝えるのですが、外国人には面倒くさい。そんな時は

#124#code number# 発信

で代用できるとのこと。やってみるとすぐに完了、なんでこっちのやり方は書いてないんだろ?

さてその翌々日にはロンドンへ。心配しましたが、そのまま電話は使えました。それとSMSは国際電話でも届くことを確認。フランスにいる時、イギリスの携帯電話番号 07812345678 に送るには電話と同じように国番号を付けて 447812345678 でOK。日本と違って携帯電話会社が違っても気にせず送れていいよね。

at&t のプリペイドと違い通話料がかなり割高に感じるけど、現地の電話番号があるのはやっぱり便利。でも有効期限は2008年10月までらしいので、それまでにまた行かないと無駄になっちゃう。

アメリカ(U.S.A.)用携帯電話のSIMカードを買う

台湾用携帯電話のSIMカードを買う

国際仕様の携帯電話(Motorola RAZR V3)を買う

Eurostar で Go!

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Sbsh0308a都合があってパリからロンドンに行くことになりました。もちろん飛行機もありますが、Eurostar という高速列車(新幹線みたいな)を使うこともできます。「プロジェクトX」でも取り上げられた英仏海峡トンネルをくぐるんですよ。

チケットはネットで買えますが、日本語はないです…。購入元で Japan を選択するとそのまま英語ページへ。出発地パリ、到着地ロンドンで日付を選びます。すると結果が表示されますが、値段の選択が飛行機並にいろいろ出てきます。変更可能と、そうでないものでは随分違う。一番安いと片道50ユーロくらいのものもあり、高いと300ユーロ近い。当然のことながら、一番安いものにしてみました。53ユーロ也。

さて当日、6時43分発の始発であります。北駅(Paris Nord)に着いたのは6時過ぎ、チケットを発券しようと無人機で試すも出ない…。仕方なく窓口へ、ここでは無事に発券。そのまま Eurostar の搭乗ゲートである2階へ上がります。すると長い列。ま、すぐに済むでしょう。

並んでいる最初の関門は出国審査。フランスを出るのはあっという間ですが、イギリスの入国審査もここでするのね…。そして行ったことのある方ならご存知の通り、イギリスの入国は面倒くさい。どこに泊まるの?何するの?と細かい…。時間ないんだけど。

最後に荷物をセキュリティチェックに通してやっとゲートに到着。この時点で出発3分前。階段を下りて電車に乗りましょう。と思ったらゲートの前で揉めている、この電車に乗れないと困るの〜と。すると屈強な係員が、もうゲートは閉まりましたとすべもない。

えっ!まだ3分前ではと思ってしばらくすると、私が乗るはずの電車がスルスルと動き出す。おいおい新幹線並に正確だな。そう私は電車に乗り損なったのであります。昨年の飛行機乗り損ねはミスとはいえないものの、今回は完全に私のミス。ちなみに受け取ったチケットの注意書きには出発1時間前には駅に来るようにと、しっかり書いてありました。

あちゃ〜チケット代パー?ていうか今日のロンドンでの予定はどうするの?と頭の中は真っ白。とりあえず座って考えるかと、ロビーを見てみるとインフォメーションカウンターを発見。別の電車に変更できるかな、差額はいくらかな…。相談してみようとカウンターに行き、今の電車に乗り損ないましたと言ってみる。するとカウンターのお姉さんは顔色一つ変えることなく、どこかに電話する。そして次の電車の席をポストイットに書いて、私のチケットにペタッ。ということで無料で、30分後の電車に変えてくれました。なんてラッキー。

Sbsh0310a 時間がちょうど出来た私は、コーヒーとクロワッサンを買って食べる。いつものことながら食べると落ち着く。しばらくすると例のゲートが開き、搭乗開始。始発は満席に近い感じだったようですが、2本目はかなり空いてるみたい。

パリからロンドンまでは2時間半ほどで、東京から大阪よりは近いか。新幹線と違って時差が1時間あるので注意。パリから行くと1時間早く着く感覚です。トンネル内にいたのは25分くらいかな。トンネルを出るとそこはもうイギリスであります。

Sbsh0313a ロンドンでは St. Pancras という駅に到着。レストランとかお店とかもあって中々快適です。また、そのまま地下鉄に繋がっているので便利。ちなみにロンドンの地下鉄は1区間で買うと法外に高いので1日券などを買うのが吉。ちなみにロンドンはユーロでないので両替が必要です。

さて帰りの便は最終にしました、20時05分発です。チケットを買うときにいきと同じように一番安いチケットを買おうとしたら、あと7ユーロ(約1,000円)追加すると1等車でワインも付いてるよ〜なんてポップアップが出ます。ちゃんとした食事が付くのか不安なまま、しかしパリに着いてから夕食では遅すぎるし、どちらにしても7ユーロより高くなるのは確実なので1等車に変更してみました。

Sbsh0314a 行きの失敗を糧に19時には駅に到着。そしてロンドン発の出国はすぐに終了。フランス入国審査、それもスタンプを押すのみ。45分も早く待合室に入ってしまい、雑誌を読んで時間を潰す。ちょっと寒いんですけど。

到着列車がやや遅れ、プラットホームが直前に変更になるも無事搭乗開始。2等車は通路を挟んで2つずつ座席がありますが、1等車は1席と2席で分かれており座り心地はかなりいいです。電車が走り出すと乗務員が飛行機みたいなカートを押してやってきます。ウェルカムドリンクですね。シャンパンとジュースがありましたが、もちろんフランス産のシャンパンで本物のグラスです。むむ、さすがはフランス(とイギリス)。食事は飛行機のエコノミークラス風なトレーに載った料理でしたが、熱々で私的には充分美味しかったです。ワインは確かに飲み放題。いわゆる小瓶のあれ。

飲んで食べたら、早起きやら、時差ぼけやら、今朝の出来事で疲れがドーンと出てきてそのまま30分ほど爆睡。やっぱり日帰りはちょっときつい、次回はロンドンに2泊くらいしたいかな。

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