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2005年11月

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生徒さんより質問があり気がつきました、chmodコマンドの利用方法です。

今まではa+xaを略した+xは同じだと思っていましたが、実は違うのでした…。省略した場合はumask値が反映されるのです。manを読んで気づきました。

$ ls -l apple
-r--r--r--    1 john  beatles     17027 2005-11-09 23:14 apple
$ chmod a+w apple
$ ls -l apple
-rw-rw-rw-    1 john  beatles     17027 2005-11-09 23:14 apple

$ ls -l apple
-r--r--r--    1 john  beatles     17027 2005-11-09 23:14 apple
$ chmod +w apple
$ ls -l apple
-rw-rw-r--    1 john  beatles     17027 2005-11-09 23:14 apple
$ umask
0002

今まで嘘を教えてました、すみません…。

「Fedora Core 500の技」11月10日発売

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Fedora500_cover_s

2年振りで3冊目となる新著が11月10日に発売となります。

Fedora Core 500の技
中村文則 ・ 橘あゆみ 著 / A5判 / 480ページ
ISBN4-7741-2575-X5 / 2005年11月10日発売

橘あゆみさんという方との共著になっていて、私の担当分は500のうち400です。編集の方からこの話を聞いたとき、400なら毎日20書けば20日で終わるなと思ったのですが、とんでもない。最高に書けた日でも19個止まりだったのです…。200を過ぎたあたりが一番辛かったかも。

内容ですが他の類似本を見てあまり載っていなそうなものと、すぐに役立ちそうなものを選んで書いたつもりです。自分用の備忘録を丁寧に書いたっていう感じでもありますが。

Galley_2いつもの事ながら、最後はゲラとの戦い。写真は一番最後に届いたものですが、見る度に間違いが見つかるんですよ…。しかし、これを作ってる編集やDTPの方って大変ですね。単に文章を書いてる方が気楽かも。しかも今回は480ページと、想像していたより分厚い。

3冊目にして売れ線(Linuxということで)狙い。中村、入魂の一冊。みなさんよろしく〜。

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ジョーゼフ・キャンベルが言うには、愛ある結婚は冒険である。
ジョーゼフ キャンベル (著), Joseph Campbell (原著), 馬場 悠子 (翻訳)

まずこの本はジョゼフ キャンベルさんという神話関連で有名な方の対話集です、そんなに量はありません。そして題名には結婚とありますが、結婚についてのみ語っているわけではありません。それ以外の事柄についての方が多いです。

それと題名の冒険とは、危険だから止めろという感じではなく、人生における素晴らしい出来事だよという感じで語っています。

で内容ですが、特定の宗教などに縛られずに神とか文化について語っていて何とも面白く、ためになります。読んで損なし。定期的に読もうかと思う。

トリビア
新約聖書はギリシャ語で書かれているけど、イエスはアラム語で話していたんだって。よってイエスの語った言葉は聖書では正確には再現できないと…。

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さて2005年も残り少なくなってきました。そしてこの時期に出る言葉といえばクリスマス。しかし日本国民の30%は実際のところ、クリスマスは来なくていいと思っているに違いありません(厳密な調査の結果ではありません…)。もちろん私もクリスマスは来なくていいと思っている一人です。

そして今年もクリスマス阻止に向けて戦っている人達もいるようです。

クリスマス中止のお知らせ

100歩譲ってクリスマスを歓迎するとしましょう。しかしこの5年ほどだと思いますが、11月からクリスマスの飾り付けや音楽を流すのはどうでしょうか。本日、銀座でも南千住でも見て聞きました。商売上盛り上げたい気持ちは痛いほど分かりますが、正直むかむかです。

あの有名なロックフェラーセンターのクリスマスツリーも12月に入ってからです。どうでしょう、日本国内でもクリスマス商戦は12月に入ってからにしませんか?>関係者各位

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神話のイメージ
ジョゼフ キャンベル (著), 青木 義孝 (翻訳)

急いで読むのはもったいない本。キリストの聖母像やら仏像やらの図版を元に解説が進む。

しかし文章(文字)として残っているものは強い。事実は多少違ったかもしれなくとも、当時の人々には当然会えないわけで、歴史家は当時の書物を読み判断していくしかないから。これは元々、秋葉原が"あきばはら"だったものが駅が登場してそこに"あきはばら"と書かれてあったことから後者が一般的になったことからも分かる。

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